ホーム > 事業計画一覧 > 量子脅威に備える「耐量子暗号セキュリティ」
7,000万円
量子コンピュータの実用化が2030年前から起こりそうな勢いとなっている中、既存の暗号技術は将来破綻するリスクを抱えています。特に現在保存されている機密暗号データを、悪意を持って今から窃取し、後で量子コンピュータを使って纏めて解読する「ハーベスト攻撃」は、既に顕在化しつつある社会課題です。暗号基盤は後からの置き換えが難しく、対応が遅れるほど社会的影響と対応コストが大きくなります。そのため、耐量子セキュリティは「将来の技術」ではなく、今から準備すべきインフラ投資だと考えています。
私たちは、既存の通信・クラウド・ITインフラに現実的に組み込める耐量子セキュリティの実装を目的とした事業に取り組んでいます。代表は、大手IT企業・通信事業会社で30年以上、通信インフラ、法人ビジネス、海外事業に携わってきました。セキュリティやネットワークに強い精鋭メンバーと共に、この課題に対応できるソリューションを提供する量子セキュリティ事業を進めています。
なお、事業初期フェーズのため、資金調達はJ-KISS形式を採用しています。短期的な成長よりも、2030年代に向けた社会基盤づくりに共感し、事業面でも伴走いただけるエンジェル投資家様との出会いを求めています。
本事業プランは投資家以外は非公開となっています。
今回ラウンド総額 7000万円 (注):現行SIチームおよび新設コンサルチームの18ヶ月事業運営費 (2026.5月~2027.10月想定) 。
(注) VCが参加する可能性はありますが、現時点では確定していません。個別にお話しする投資家様には適宜、進捗をアップデートします。
【総額に対する費目別割合】
• 人件費 (SIチーム+コンサル) :66~70%
• サービス基盤 (暗号診断ツール/環境整備等):9~12%
• 採用費用 (コンサル要員他) :4~6%
• 販促費用 (量子EXPO/協議会活動/セミナー開催等):3~5%
• 共通経費 (事務所家賃/専門家報酬/交通費/通信光熱費等):12~15%
合計:7,000万円想定
以下は量子セキュリティ事業の収益予想 (収益計画の概要) です。
• FY26~27:現時点でPoC合意済2社 (2026年初旬に実施予定)。SI事業でPoC数を積み上げつつ、移行コンサルアプローチにより数社の獲得を目指すフェーズ。
• FY28~29:移行コンサルアプローチ及びSI事業と合わせ、1億円超の収益規模を視野に入れるフェーズ。
• 30年代前半:市場の本格導入期に獲得出力を上げ、数億~20億円規模の収益を狙うフェーズ。
【資金調達について】
初期フェーズのため、J-KISS形式を採用しています。企業価値を早期に固定せず、次ラウンドで公平に株式化されるシンプルな設計です。短期的なIRRよりも、長期テーマへの参画を重視しています。
【投資家様へのリターンについて】
・投資家様へのリターンは、2030年代前半~中盤を目安としたM&A等Exitにおけるキャピタルゲインを主な想定としています。このExitタイミングの理由は、市場の本格導入期や自社バリューアップによる具体的な成果を期待できる時期と見ているからです。また、Exit候補としては、カナダ提携先企業、大手SI事業者、クラウド/テレコム事業者など、耐量子セキュリティ機能を自社ソリューションに取り込みたいプレーヤーとの資本提携/買収を視野に入れています。評価額/条件等については市場環境および将来ラウンドの状況を踏まえて柔軟に検討します。
・資金提供に加え、2030年の社会基盤を共に作るパートナーとして、長期視点でご支援いただける方との出会いを期待しています。例えば、以下のような形でご支援頂き、全体計画を一緒にペースアップもしくはスケールアップできるような連携ができればと思います。
- 事業コラボレーション・事業開発
- 政府機関・ターゲット業界企業・関連学術団体/関係者へのブリッジ
- セキュリティ・クラウド・ソフトウェア開発等の知見共有等